建築家・隈研吾が「East Japan Project」と東北の復興を語る1
ゆっくり作って、ゆっくり売れることが一番幸せなこと
建築家の隈研吾氏が中心となって進めている、東北の伝統工芸職人とコラボレーションをおこない日用品を提案するプロジェクト「Ejp(East Japan Project)」。今回、木材や粘土で作られた型に紙を貼り付けて成形していく“張子”の造形技法によって作られる最新作「立ち上がれペン」が発売される。「私たちはコンピュータに囚われてはダメ、職人は自分のやり方に固執していてはダメ」と語る隈研吾氏。前回につづく、インタビュー第2回をお届けする。